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部展紹介 

天文同好会

 天文同好会では、「Starlight Journey」というタイトルで展示班、スライド班、プラネタリウム班の3つの班それぞれが活動を展示した。

展示班では、天体の匂いを再現した展示のほか、プラ板を使ったキーホルダーづくりも行われていた。スライド班では、パワーポイントを使用したストーリー仕立てのスライド上映が行われた。プラネタリウム班では、ハンドメイドのドームと投影機によるプラネタリウムが上映された。

 種類が豊富で分かりやすい展示で、大人から子どもまで楽しめる部展であった。

茶道研究部

 茶道研究部の催し「神山茶会」に参加した。今回は源氏物語をテーマに茶席を設けていた。古典にまつわる小道具や飾りつけなどは部員による手製とのことだ。新入部員にはこれが初めて客人の前で披露するお手前ではあったが、初々しくも気品ある様子が優れていると感じた。

 さらに特筆すべきは茶会で供された菓子で、これはこの催しのためだけに和菓子店が特別に拵えた品で、会期中のみ頂くことが出来た。

茶道研究部は神山祭に限らず春と秋に定例の茶会を開催している。ぜひ参加されてみてはいかがだろうか。

 

郷土史研究会

 郷土史研究会は神山祭で京都三大祭、和菓子、おみくじについての発表を12号館2階12201教室で開催していた。

 京都三大祭とは葵祭、祇園祭、時代祭であり、その名称の由来や祭の歴史が説明されていた。

 和菓子特集では京都の和菓子である八ツ橋のほか、阿闍梨餅やカステラ、くず餅、甘納豆についての豆知識や歴史について説明されていた。

 おみくじ特集では、いろいろな神社のおみくじについて説明されているほか、その神社についての特徴についても言及されていた。

デザインクラブ

 来場者による投票でも多くの票を集めていたのがデザインクラブだ。

 「ゲーム」がテーマの展示は床にすごろくのマスが設置してあり、サイコロを振り展示を見て回ることができた。

教室は部員の学生によってデザインされたイラストや光る靴、鮮やかな服飾類など様々な造形に彩られていた。

 自由に書き込めるホワイトボードには「デザイン性がありすぎる」、「展示していたTシャツを売ってほしい」といったメッセージや美麗なイラストが来場者によって残されていた。