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得割定期値上げとシャトルバスのダイヤ改正

 

 来年度から本学のバス通学に関して、京都バス得割定期券と上賀茂・二軒茶屋シャトルの運行の2点において変更点が存在する。

 

 

 京都バス国際会館路線の得割定期券においては、販売額の改定が成される。得割定期券とは、地下鉄国際会館駅から本学までの京都バス40系統の定期券で、大学からの補助により安く定期を購入できるというものである。1か月、3か月、学期定期の3種類が販売されているが、今回は3種類すべての金額が改定される。最も利用されている学期定期は12,600円から15,000円に改定される。

 

 

 従来の金額では、京都駅・四条駅から本学までの定期金額を考えたとき、北大路駅経由よりも国際会館駅経由のほうが6510円安くなっていた。それに比べて、改定後の金額では4550円安くなっている。

 

 

 今回の改定理由として、もともと「得割定期券」は市バス北3系統(北大路バスターミナル)の混雑を解消するために、京都バス40系統(国際会館駅)への移行を促すことを狙いとしたものであり、直近の通学経路調査では北大路バスターミナルの利用率はむしろ輸送力に余裕があるほどに落ち着き、一定の成果があったものと大学側で判断されたことによるものだ。なお、価格改定後の定期券は令和2年3月23日より販売される。

 

 

 本学の上賀茂シャトルと二軒茶屋シャトルにおいては、運行時刻・本数の変更が成される。上賀茂シャトルは、来年度から上賀茂神社発の始発を8時に早め、5分と10分にもバスを運行する予定である。これにより朝の混雑を緩和する狙いがある。朝の運行本数を増やす一方、利用者の少ない11時や20時の本数を減らす予定である。二軒茶屋シャトルでも13時から15時の間の本数を減らす予定だ。シャトルバスを委託する京都バスの運転手不足にともなう、運賃値上げに対して、限られた予算内でやりくりする必要があることからこのような変更となった。

 

 

 今回の変更の概要は、POSTでも詳細が告知されているので見ていただきたい。