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京産大生インタビュー企画 第1弾!


コロナが流行し世の中が大きく変化しつつある今、大学生の生活も大きく一変した。誰も経験したことのない未曽有の事態を大学生はどのように受け止め生活しているのか、京都産業大学経済学部2年生の男子大学生にお話を伺った。

 

コロナ禍の影響を受けて、大学の授業は大きく変わりました。対面で行われていた授業がオンラインへと切り替わりましたがどのような感想をお持ちですか?

A僕は対面授業よりもオンライン授業の方が自分に合っていると感じましたね。家が大学から遠いので、通学の時間を省くことができて良かったです。また特にオンデマンド型の授業でしたら、好きな時間に受けることができる点がいいですね。

 

―なるほど。今の授業形態を前向きに捉えられているのですね。では生活面はどのような変化があったでしょうか。私生活では何をすることが多くなりましたか?

AYouTubeや映画、アニメなどの動画を見ることは非常に増えました。また今まではほとんど読んだことのなかった小説や経済の本などよく読むようになりましたね。

 

―読書習慣がついたのは素晴らしいですね。生活習慣に変化はありましたか?

Aあぁ、遅寝・遅起きになってしまいましたね。正直、生活習慣はかなり崩れてしまったと感じます。

 

―ステイホームが続いているかと思いますがコミュニケーションの量に変化はありますか?

A友達と直接会う機会が減ってしまいましたし、オンライン上で集まることもそれほどないので、友人とのコミュニケーションは減ったと思いますね。ただその分家族とのコミュニケーションは増加したので、そういった意味では全体的に見てそれほどコミュニケーションの量に変化はないとも言えるかもしれません。

 

―コミュニケーションの量がコロナ禍前とそれほど変わっていないというのは意外かもしれません。自粛生活はそれほど苦なく過ごされているといった感じですかね。

Aいえ、やっぱり家にいることがしんどくなることはありますよ。外に出てあてもなくお店を回ったりするのは好きだったのですが、それが難しくなった今では、気分転換の方法が限られてしまってストレスを感じているのだと思います。

 

―そうですよね。時には密にならないように配慮しながら、散歩するなどして意識的にストレスを発散することが大事なのかもしれません。それでは心機一転、新しく挑戦していることなどはありますか?

A資格の勉強に励むようになりました。簿記と英語を中心に頑張っているところです。

 

―最後に、元通りの生活を送れるようになったら何をしたいですか。

A旅(笑)。場所は決まってないですけど、とにかく遠くへ行きたいですね。

 

今では週一回ほどしか大学には行かないけれど、対面授業は数少ない人と会う機会だから少しワクワクするのだと話す男子学生さん。

「オンライン授業が自分には合っているとは言いましたが、人と話すのはやはりリフレッシュできる機会にもなるので徐々に対面授業は増えていってほしいなと感じますね。」と最後に語った。