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人気俳優の和田琢磨が語る 経験の大切さ

 

 神山祭2日目11月3日に第50期志学会執行委員会の主催で「和田琢磨さんトークショー~見つけよう、新しい自分~」が大教室棟514教室で開催された。和田琢磨氏は『舞台 刀剣乱舞』歌仙兼定役や『ミュージカル テニスの王子様2ndシーズン』手塚国光役など舞台を中心に活躍する俳優だ。

 

 

 この企画はトークコーナー、質問コーナー、クイズコーナー、写真撮影で構成されていた。

 

 

 トークコーナーでは和田氏のプライベートについて話した。俳優業を始めたきっかけとして、和田氏は18歳のときに上京したがやりたいこともなくカットモデルをしていたところ美容師にモデル業を勧められ演技のワークショップに参加した。その時に与えられた役を自分が思っているような演技ができなかったため「どうしてできないのか?」と思い俳優業に進むことを決めたという話をした。

 

 

 質問コーナーではやりたいことが見つからないという観客の悩みに対し、和田氏自身がやりたいことが見つからない時に大切にしている全くわからないものでもやるかやらないか悩まずに「踏み切って」経験する。「思い切り」やってみる。できないなと思うと「見切り」も必要と3つの「切り」を大切にしていると答えていた。また座右の銘はなんですか?という質問には、失敗してもこれも経験であるとポジティブに捉えるということで「七転び八起き」であると答えた。

 

 

 クイズコーナーでは三択クイズで5問出題された。このクイズの正解数により抽選でもらえるサイン色紙の数が決まるということだったので会場中が一致団結してクイズに臨んだ。クイズの内容はトークショーや質問コーナーで和田氏が答えた内容や「令和になった瞬間何していた?」などプライベートな内容まで多岐にわたって出題された。クイズが全問正解だったので5名の観客にサイン色紙が配られた。

 

 

 本学の学生に向けて和田氏は「大学生の間は何でもできる環境にいると思うので自分が少しでも興味があるものには経験して欲しい。経験しないことが失敗だと思うので、後悔しないように物事に対してアンテナを張ってやりたいことを見つけて挑戦してほしい」と語った。