活動の様子
-合気道とはどういった武術でしょうかｰ
合気道は剣術から派生した武術で、世界130か国で150万人の競技人口がいると言われています。合気道は自己を高めることを目的としている武術なので、他の武道とは異なり、勝ち負けを争う試合はありません。また、合気道には関節を極(き)める技が多く、試合をすると選手が怪我をしてしまいかねないから試合がないという理由もあります。しかし、技の綺麗さや技が極(き)まっているかを競う演武があります。警察の逮捕術にも合気道は取り入れられており、身に付ければ、実用的な武術だと思います。
-合気道の魅力はどういったところだと思いますか‐
合気道は、合理的かつ効率的に、体の重さや力の流れを利用して技をかけます。ですので、力が必ずしも必要ではなく、年齢、性別、体の大きさは関係ない点が魅力だと思います。
‐合気道部の練習の頻度や部の雰囲気を教えてください‐
合氣道部は週に3回、練習日を設けています。1回あたりの練習時間は2～3時間程度です。練習に必ず参加しなければならないというものではないので、練習時間と授業が重なっていた場合は授業を優先するという方針を採っています。練習は和気あいあいと楽しくやっています。練習以外でも部員と楽しく交流していますよ。新型コロナウイルスの影響で、合宿などのイベントは行えていませんが、楽しいイベントもあります。
-部活やサークル選びで迷っている学生にメッセージをお願いします-
私は課外活動を通しての成長が大学生には必要だと思います。合気道で得られた経験は就活や、その後の人生でも大いに役立つでしょう。合気道は「大学生から始めたという人が多い武術」なので、何か新しいことを始めたいという方や、力が必要ではないという点で、女性の方にもおすすめです。上級生が全力でサポートするので、入部して損はさせません。
余談だが、実際に記者が合気道の技を体験した。全く力を使っていないようにしか見えないのに、自然に倒された。実に不思議な体験だった。
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