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フードロス削減への取り組み 『AU BON PAIN パンプロジャポン京都』


イオンモール北大路の1階で営業している『AU BON PAIN パンプロジャポン京都』

 

 

 まだ食べられるのにもかかわらず捨てられてしまう食品が現代の日本では多く存在している。京都市北区にある『AU BON PAIN パンプロジャポン京都』(以下パンプロジャポン京都)はそのようなフードロス問題の解決に向けた取り組みを行っている。

 

 

 パンプロジャポン京都が実施するフードロス対策の一つ、「パン・ジュレ」とは、前日に売れ残ったパンを冷凍し、翌日に販売するという取り組みだ。具体的には、2,500円~2,000円相当のパンが含まれたセットを1,080円で販売している。この「パン・ジュレ」は、東京都八王子市にある店舗で2021年1月から始まり、パンプロジャポン京都では2022年6月から実施している。

 

 

Q:パン・ジュレに対する来店者の反応はどうですか?

 

A:非常に好意的な反応をいただいています。店頭では、ポスターで告知しているのですが、お客様の中にはポスターに興味を持って購入される方もいらっしゃいます。また、電話などでもお問い合わせをいただいています。定期的に購入されるお客様もいらっしゃるため、日によっては、昼頃にパン・ジュレが完売することもあります。

 

 

Q:パン・ジュレを購入されるのは、どの様な方が多いですか?

 

A:20代から年配の方まで幅広い世代の方が購入してくださいます。女性のお客様の方が多いですが、週末を中心に男性の方も購入されています。

 

 

Q:パン・ジュレを始めてから従業員の方に何か変化はありましたか?

 

A:売れ残ったパンを廃棄することが、パン・ジュレを始める以前と比べて減っています。従業員としても、せっかく作ったパンを廃棄することなくお客様に食べていただける機会が増えたためほっとしています。

 

 

Q:パン・ジュレの他にフードロス削減の為に行っている活動はありますか?

 

A:前日残ったパンの内、アレンジできるものは加工して販売するという取り組みも実施しています。例えばフランスパンの一種である「バケット」はラスクに加工して販売しています。この様にして作られているパンは10種類ほどあります。

 

他にも、パンを作る過程では卵黄を多く使用しますが、卵白が余ってしまいます。そこで余った卵白を廃棄するのではなく、メレンゲに加工して販売しています。この様に、日頃からフードロスの削減のためにできる工夫を行っています。

 

 

Q:この記事を読んで興味を持った読者の方へ一言お願いします。

 

A:パン・ジュレ以外にもおいしいパンをたくさん用意しています。また、毎月3~4種類のパンを新しく考案し提供していますのでぜひ足を運んでください。

ホームページ

https://www.painpro-japon.com/

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